2024.09.22
経理はかんたん?経理業務に必要なスキルとは
経理業務に必要な知識とスキル 経理業務は、バックオフィス業務の中でも専門性が高い業務です。企業の経済活動におけるお金の流れを正確に記録・集計・管理して、業績や経営状態の把握に役立てます。適正な経理業…
皆さまは経理では人材不足であったり、マニュアル化されていなかったりと悩むことはありませんか?
経営者の方に知って欲しい経理業務あるあるの悩みと、解決策として「経理のアウトソーシング」のメリットと留意点をご紹介します。
【目次】
中小企業の経理全般の”あるあるの悩み”にはさまざまなものがありますが、こうした悩みを解決する方法のひとつとして「経理のアウトソーシング」があります。 この記事では、経営者に今一度確認して欲しい経理全般の悩みの内容と、解決策としての「経理のアウトソーシング」についてメリットと活用法、留意点をご紹介します。アウトソーシングを導入するメリットがあるかどうか、選択肢のひとつとして検討していただけると幸いです。
中小企業の経理全般の”あるあるの悩み”として以下のような声があります。
・すぐに退職してしまう人が多く業務の引き継ぎがうまくいかずに経理業務が停滞してしまう
・業務が属人化してしまっている。マニュアル化できていない
・専門性がなく間違いが多い
・間接部門にコストがかかりすぎる
このように経理という仕事が大事であることはわかっているが、売上に直結しないので軽視してしまったり、評価を適切にできなかったりした結果、人材が定着しないことはありませんか?
中小企業では業務のマニュアル化ができていないことも多く、急に退職者が出ると引き継ぎがうまくいかずに業務が滞ってしまい困ることも出てきます。また即戦力人材を採用をするのも大変ですし、採用後に専門性を持てるように育成するのにも時間がかかります。経理の人材を定着させたり、社内整備を整えたりするのは結構大変な仕事です。
こうした悩みを解決する方法として経理のアウトソーシングがあります。ここでは特に中小企業におけるアウトソーシングのメリットをご紹介します。
退職者が急に出た場合に、すぐに代わりの人材を採用できないこともあります。中小企業では経理業務に携わる人数がそもそも少ないケースが多く、引き継ぎができないまま退職されてしまうと、経理業務を担う人が不在になり業務が滞ってしまうことにもなりかねません。経理をアウトソーシングしていれば、こうした退職による業務の停滞リスクをなくすことができます。
中小企業では資金的に人材を多く採用できず、限りある人材の中で業務分担していることもあるでしょう。そうした状況では経理業務が負担になると、業務拡大のためのコア業務に携わる人数、時間が少なくなってしまいます。経理業務をアウトソーシングすれば、自社の社員がコア業務に注力できます。
経理部門に人材を雇用するとなると当然ですが人件費がかかります。また人件費だけでなく経理関連の備品やスペースも必要です。資金的な余裕がない場合は、経理業務を業務単位でアウトソーシングすることで経理部門専属の人材を雇用せずに済み、コストを削減できる可能性があります。
経理業務の専門性を確保するためには時間をかけて習得してもらうことが必要ですが、中小企業では前述したように経理業務の評価が適切になされないなどの理由で人材が定着しないこともあります。またもともと専門性の高い人を雇用する資金的余裕がないことも多いでしょう。 経理をアウトソーシングすれば、専門性が確保され、安心できる業務結果を得られます。
中小企業では経理、特に振込業務に関して「ミスが怖い」「内容を見られたくない、任せられない」と思われる経営者もいらっしゃるかもしれません。そのような時に経理や振込業務を外部にアウトソーシングすると安心できます。
中小企業では特に経理の人材が少なく、相互にチェックする機能が働きづらい体制になっていることがあります。こうした状況では不正がおきてしまう可能性がありますが、経理をアウトソーシングしていれば不正を防ぐことができます。
業務フローが複雑、または整理されていないのは混乱のもとです。中小企業では特に業務のマニュアル化が進んでおらず、業務が属人化してしまい、前述した退職時のリスクを生じさせる原因にもなっています。 経理をアウトソーシングすれば経理業務に関する業務フローを社内からなくすことができるので、経理以外のコア業務の業務フローをシンプルにできます。
このように経理のアウトソーシングにはさまざまなメリットがあります。しかし経理のすべてをアウトソーシングしてしまうと「自社の中で何も分からなくなるのでは」と不安に思われるかたもいらっしゃるかもしれません。 しかし経理業務といっても、業務はさまざまです。ここでは経理全般をすべて丸投げするだけではない、アウトソーシングの活用法をまとめてみます。
経営判断に直結するものは社長、経理など内部でおこない、記帳や領収証の整理などの単純作業だけアウトソーシングすることも可能です。これにより重要な部分は自社ですぐに判断でき、ノウハウも残すことができます。 外部へのアウトソーシングでは、依頼する業務内容を選ぶことができることが多いので、自社の要望や予算に合わせて選ぶとうまく活用できるでしょう。
例えば退職者が出て、新しい人を採用できるまでの間の引き継ぎ部分だけをアウトソーシング会社に担当してもらうことも可能です。これにより退職リスクを軽減できます。
アウトソーシングはメリットだけでなくデメリットもあります。ここではアウトソーシングを検討する際に留意しておきたい事項をまとめます。
経理で記帳業務をアウトソーシングした場合、毎日リアルタイムで帳簿をつけることは難しいでしょう。どうしても記帳の結果を知るのは早くても一ヶ月程度遅れてしまいます。会社が大きく成長するためには、自社で経理体制をしっかりと構築し日々の業績をタイムリーに把握して経営判断を早く行っていく必要が出てきます。自社の状況によってはアウトソーシングが合わないこともあるでしょう。
外部に委託しているとイレギュラーなことが起きた時などに柔軟な対応をしてもらうことが難しくなります。緊急時について事前に打合せしておくことはできますが、自社での対応に比べると柔軟性は劣ってくるでしょう。
経理業務は社内の機密情報が多くなります。アウトソーシングをする場合には委託先の情報の管理体制について確認しておく必要があるでしょう。
以上、経理全般の”あるあるの悩み”を解決する方法の一つとして、アウトソーシングのメリット、留意点をご紹介しました。
経理のアウトソーシングといっても、委託する業務内容はいろいろと選ぶことができます。アウトソーシングをうまく活用するには、まずは自社の経理に関する悩み、ニーズを洗い出し、状況や予算に合わせて選ぶとよいのではないでしょうか。
また、状況によってはアウトソーシングではなく経理体制を自社で構築すべきと判断されるときもあるかと思います。しかしそのような時もアウトソーシング先に経理体制の構築、業務フローやマニュアルの作成などをサポートしてもらうことが可能です。
弊社では幅広いサービスをご用意し、皆様のお力になれればと思っております。
まずはお気軽にご相談ください。特に「経理代行を初めて検討している」という方はご不安も多いと思います。
どの様にアウトソーシングを進められるのか、経理体制をどのように変更したら良いのか、専門家が親身にアドバイスさせていただきます。
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