2025.08.04
福利厚生費とは?課税対象になるかどうかの基本知識
企業の経営者や経理担当者の皆さま、日々の業務お疲れさまです。 「社員に対して食事補助を提供したいが、福利厚生費として処理して大丈夫なのか?」「どこまでが非課税?」「税務調査で指摘されないためには?」…
中小企業では、夏に経理業務の負担が増えるケースが珍しくありません。経理担当者は、残業時間が増加してストレスをため込んでしまうこともあるでしょう。場合によっては、担当者以外の社員のサポートが必要になることもあります。
結果として、トラブルやミスが発生するリスクが高まるでしょう。企業全体の生産性低下にもつながる可能性があるため、放置できない問題です。
<目次>
それでは、なぜ夏になると経理業務が集中してしまうのでしょうか。有効な対策を検討には、理由を把握する必要があります。ここでは、多くの中小企業に共通している理由のうち、主要な4つをご紹介します。
国税庁が公表している「統計年報(2022年度版)」には、決算期別の法人数が掲載されています。同データによると、多くの企業が3月に決算期に設定していることがわかります。
3月決算の企業では、4月から9月が上半期に当たるため、夏には半期決算の準備が本格化します。これが、経理担当者の業務負担が夏に増加する理由の1つです。
夏は連続休暇を取得する社員が集中するため、社内が一時的な人手不足に陥ることも理由の1つに挙げられます。経理業務においては、経理担当者だけではなく、業務上必要な承認を行う担当者が休暇を取得する場合にも影響が出るでしょう。担当者の不在によって業務が停滞したり、他部門の社員に代行を依頼した結果、混乱が生じたりする場合があります。
賞与を年2回に設定している企業では、夏の賞与は6月から7月にかけて支給されることが一般的です。賞与は、企業の規定に従って算出した支給額から、健康保険料、介護保険料、厚生年金保険料、雇用保険料、所得税などを控除する必要があります。経理担当者は、日常業務に加えて、これらの賞与計算や支払処理、源泉徴収事務などを行うため、賞与支給月の業務負担が増加するでしょう。
業種や業態によっては、夏が書き入れ時になる企業があります。例えば、夏休みで利用客が増える旅行やレジャー、ホテル関連の業界や、夏のセールを実施している小売業界などです。このような企業では、これまでに挙げた経理業務の集中要因と企業独自の繁忙期が重なるため、経理担当者の業務負担がさらに増加するでしょう。
中小企業特有の夏の繁忙期には、経理業務のトラブルが発生しやすくなります。こうしたトラブルが引き起こす経営リスクは、軽視できるものではありません。ここでは、実際に起こりやすい経理トラブルをご紹介します。
夏の繁忙期には、数字の入力ミスのほか、売上や経費の計上漏れといったミスが発生しやすくなります。主な原因として、人手不足のために経理担当者の負担が大きくなりすぎていることが挙げられるでしょう。
また、担当者が休暇などで不在の際には、代理で作業を行う社員が業務に不慣れだったり、引き継ぎが不十分だったりすることから、ミスが発生しやすくなります。
経理担当者や承認担当者などがそれぞれ夏期休暇を取得することで、通常とは異なる状況が生まれます。これにより、本来であれば話を通すべきところに通っていなかったというミスが起こりやすくなるでしょう。また、承認担当者が不在になることで、思わぬところで承認手続きが止まってしまうケースも考えられます。
夏期休暇を取得するのは、自社の社員だけではありません。取引先の担当者も夏期休暇を取得する可能性が高いでしょう。自社や取引先の担当者が不在になる期間が挟まることで、業務の進行が滞ったり、ミスが起きやすくなったりする恐れがあります。期日の遅延が発生した場合には、取引先との信頼関係を損なうリスクが高まるでしょう。
1人経理が行われている多くの中小企業では、業務が止まってしまうことを恐れて、担当者が休暇を取りにくい傾向があります。他の社員が休むことで担当者への業務負担が増し、ストレスの蓄積につながることも少なくありません。そのことがモチベーションの低下を招き、ミスやトラブルを誘発する可能性があります。
これまで、中小企業における夏の繁忙期が発生する理由と、そこからが生じるトラブルやリスクについて説明してきました。このような一時的な人手不足や、それに伴う混乱の対策には、即効性が高く柔軟な対応が可能なアウトソーシングの導入が適しています。
経理業務のアウトソーシングを活用する際は、期間や委託量を限定することで、コストを抑えて確実に業務を進められます。夏期限定であれば、具体的には次のような業務を委託すると効果的です。
一時的な人手不足の対策としては、期間限定で派遣社員を受け入れたり短期アルバイトを雇ったりする方法も考えられますが、アウトソーシングにはそれらにはない独自のメリットがあります。アウトソーシングを選ぶべき主な理由は次の通りです。
アウトソーシングの活用メリットについては、以下のコラムでも述べています。
https://keiri-outsourcing.com/column/column-6878/
中小企業こそ経理をアウトソーシングすべき5つの理由
夏の繁忙期に経理業務のアウトソーシングを活用することで、コストを抑えて業務効率化が図れます。まずは夏限定のスポット利用から始めて、その後は必要に応じて部分的な継続利用に切り替えるのも良いでしょう。
弊社では、丁寧なヒアリングを実施して貴社の状況を的確に把握した上で、必要なポイントを押さえて最適なアウトソーシングのプランをご提案いたします。
神奈川 横浜・町田経理アウトソーシングオフィスは、経理・税務・経営に関するお客様のあらゆる課題を解決する総合会計事務所です。創業50年以上の歴史を持ち、約100名の専門家がお客様の事業を力強くサポートします。
約100名体制の経理・税務・経営のプロフェッショナルが、お客様の状況に合わせた最適なソリューションを提供します。複雑な課題も多角的な視点から解決に導き、お客様の成長を強力に後押しします。
会計・経理業務から給与計算、各種コンサルティングまで、DX化推進とアウトソーシングを支援します。これにより、お客様は本業に集中でき、業務の効率化と人件費などのコスト削減を同時に実現します。
最新のクラウド会計システムを積極的に活用し、経営数値のリアルタイムな把握を可能にします。これにより、迅速な経営判断をサポートし、事業の成長を加速させます。
経理・税務の基本サポートに加え、会社設立、相続、さらには医療機関や社会福祉法人に特化した専門的なコンサルティングも提供します。お客様の事業フェーズや業界に合わせたきめ細やかなサポートが可能です。
バックオフィスの改善や、経理・労務、経営に関するお悩みを信頼できる専門集団に任せたい経営者の方は、ぜひお問い合わせください。
経理体制の
ヒアリング(無料)
貴社の課題解決の
ためのご提案
ご契約
貴社の業務フローの
改善サポートの開始
経理代行業務の
開始